レチノールの機能

 レチノールには、次の4つの機能があると言われています。
(1)皮脂分泌の抑制
(2)真皮内でのコラーゲン生成促進
(3)ターンオーバーの正常化
(4)角質細胞の増殖
これらの機能は全て肌の健康を保つ上でとても重要な働きです。皮脂分泌抑制作用は、ニキビ肌の改善に有効とされています。特に過剰な皮脂分泌が原因とされるニキビには有効です。市販されているものもありますが、元々は重症のニキビ治療薬として病院で処方されていたものです。レチノールと同じビタミンAで、レチノールより効果が高いとして知られるレチノイン酸はアメリカでニキビの治療薬として認可されています。日本では、副作用などの関係から認可はされていません。中にはアメリカからの輸入品を改良した製品を提供するクリニックなどもあるようですが、レチノイン酸は効果が高い分、刺激も強く副作用などもありますので使用する際には、医師の指導を仰ぐことをおすすめします。レチノールに関しても、ステロイド剤などと一緒に使用すると効果が下がるなどといった報告もされていますので注意が必要です。