ビタミンAの種類
ビタミンAには、レチノールのほかにβカロテンという栄養素が存在します。レチノールが動物性食品に多く含まれているのに対して、βカロテンは植物性食品、特に緑黄色野菜や海藻に多く含まれているという特徴があります。どちらもビタミンAの持つ健康効果を有している点では共通しています。また、βカロテンもレチノールと同様に肌への美容効果を持つ栄養素で、シミ、肌荒れ、ニキビに効果があると言われています。また、βカロテンは皮脂膜の減少を抑える作用があることから乾燥肌に対しても効果が期待できます。レチノールの体内吸収率が約90%なのに対して、βカロテンは約10%以下〜60%とレチノールよりも吸収率は劣ります。ただし、ビタミンAに変換されなかった成分も体内で強い抗酸化作用を発揮して、肌の健康維持に貢献する特徴があります。そのため、紫外線によって発生するシミ、そばかすの原因と言われるメラニンの生成を抑制する効果が期待できます。